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05/14 主要国の貿易構造

◇世界潮流 倉都康行  

 資本取引のGlobalizationが急速に拡大して、資本市場は貿易よりも投資・投機が主役を務める構造へと転換していった。その中で、貿易の不均衡がやや過小評価されてきたことは否めない。結果としてその不均衡の放置は、資本市場自身を大きく揺さぶることになった。やはり貿易構造の観察は必要である。今週発表された日米中の貿易統計から、この主要経済国で起きている変化を認識する意味は決して小さくない。

 日本の3月貿易収支は42億円の黒字で前年同月比では98.2%の大幅減少となった。燃料輸入費が大幅に増加し円高基調が続く中で黒字化したのは対米自動車輸出が回復しているからで、4月は赤字が予想される。もっとも所得収支の増大で水準を下げながらも経常黒字を維持していることは、日本経済がエネルギーにおける目先の苦しみを過去の投資結果で賄い、長期的な構造転換への時間を買える余力を持っていることを示している。これは悲観ではなく好材料と見るべきだ。


 以下、本誌に続く。


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