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06/25 市場不安感の真相

◇世界潮流 倉都康行  

 今日の市場の不安材料が欧州に集中していることは事実だが、その欧州危機が世界の実体経済に対してどの程度影響しているのかを、市場は計りかねてきた。今週発表された世界各国の製造業に関する統計は、その警戒感を実感へと転換させたかもしれない。株式市場や商品市場はあらためて経済成長の鈍化に反応し始めている。金融緩和期待がこの悲観をどこまで払拭できるのか、疑問視する声も少なくない
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06/18 イタリアは大丈夫か

◇世界潮流 倉都康行  

 昨年から、欧州危機の深刻化に伴って「PIIGS」という卑俗な言葉で問題国が表現されるようになった。今回、スペインが支援要請を受けたことでその5か国の中で「自立」しているのはイタリアだけとなった。「次」を読みたがる市場は照準をイタリアに当てて、国債市場を揺さぶっている。現時点ではイタリアとスペインの状況はかなり違うとの認識が大勢ではあるものの、ギリシア再選挙を材料にして、投機筋がイタリア売りを仕掛けてくる可能性は無いとは言えまい。

06/11 低下する米国潜在成長力 

◇世界潮流 倉都康行  

 金融危機を経て、多くの国では実体経済が潜在成長率の軌道を大きく外れ、大幅な需給ギャップの拡大を招くことになった。従来からその溝の深さに悩んでいた日本は、欧米危機を契機に更なるギャップ拡大でデフレに陥った。米国では落ち込んだ需要の喚起を目指して財政・金融の政策フル出動に出たが、まだ完全復帰とはいかない。需給の落差は着実に縮小しているが、それはむしろ潜在成長率が落ちているからとの見方もある。

06/04 ドイツの本音

◇世界潮流 倉都康行  

 ギリシアのユーロ離脱懸念とスペインの資金調達不安に、欧州のみならず世界の市場経済が怯えている。リスク資産は総崩れとなって主要国債市場に資金が殺到し、特にドイツでは2年国債利回りが事実上のゼロとなった。ユーロの解体論ももはや市場のタブーではなくなり、ドラクマだけでなくペセタやマルクの復活論さえ聞こえ始めている。だがドイツが本音で共通通貨を捨ててまで財政規律の徹底を望んでいるとは思えない。


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